ENDLESS
ブレーキパッドの魅力

ENDLESSブレーキパッドとは

四輪界のスポーツパッドのトップメーカーであり、レーシングチームでもあるエンドレスが、様々なフィールドで得られたブレーキテクノロジーを惜しみなく投入したモーターサイクル用高性能パッドを開発しました。

現在、モーターサイクル用パッドの主流であるシンタードパッド。
その中においてもエンドレスのスーパーハイブリッドシンタードパッドは生い立ちが違います。
それは、ル・マン24時間レースやニュルブルクリンク24時間レースなど、世界の過酷なレースシーンで得られた膨大なデータや最先端のシンタード技術をダイレクトにフィードバックしているからです。
パッドの製作も、長野県佐久市にあるエンドレス技術研究所においてレーシングスタッフの手による徹底した管理のもとで製作されている、こだわりの純国産プレミアムパッドなのです。

2003年、モーターサイクル用パッドの開発が進められ、各メーカー系の有力レーシングチームとのコラボレーションを行い、GP-MONOの様な軽量レーサーから、ハイパワーなJSBマシン、テイストオブフリーランスの様な重量級のマシンなど様々なマシンによってテストが繰り返されました。

特に、急勾配を駆け下りるダウンヒルストレートなど特異なレイアウトを持つツインリンクモテギで真夏に行われていた「もてぎ7時間耐久ロードレース」は「鈴鹿8耐」より遥かにブレーキに厳しいレースでした。
使用されるマシンは、年を追うごとに進化し続けるスーパースポーツ達がベースで、180馬力を超え、300km/hにも届こうかというパフォーマンスを発揮しさらに厳しさに拍車をかけます。
エンドレスはその舞台に「無交換で優勝を狙えるパッド」という高いハードルを掲げ挑戦しました。

モーターサイクル用パッド誕生から わずか1年の2004年にはトップを快走する など優勝争いを演じるまでに開発が進み、
2005年には全日本選手権GP-MONOクラスにおいてチャンピオンを獲得!
2006年には、ついにもてぎ7時間耐久レースにおいてオザワR&DチームCBR1000RRによって悲願の無交換による総合優勝を達成 !
レース後のパッドは十分に余力を残す状態で優れた耐久性を証明しました。

その後も様々なカテゴリーのレースで 使用され、好成績を残しています。
また、海外では2009年ロードレースアジア 選手権ST600クラスにおいて チャンピオンパッドに なりました。

2009年のもてぎ7時間耐久レースでは、エンドレス装着車がポールポジションを獲得!
本戦でもエンドレス装着車がSSクラス最多周回数賞を受賞しました。
全日本ロードレース選手権ST600クラスに、前年エンドレスパッドを使用してアジア選手権チャンピオンに輝いたタイ・ヤマハレーシングチームがスポット参戦。 優勝やコースレコードの更新など素晴らしい戦績を残しました。
また、筑波TC-FormulaクラスにおいてOut Run福永大輔選手が「58秒781」のコースレコード更新など、単なる効きの良さで勝負をするレーシングパッドではなく、優れたコントロール性と安定した制動力でタイムを出せるパッドである事を証明して見せました。

そして、2012年。
満を持して全日本ロードレース選手権ST600クラスにタイ・ヤマハレーシングチームが本格参戦。
フル出場を果たしました。
初戦のもてぎでワンツーフィニッシュを飾るとその後も快進撃を続け、筑波大会では、チャラランポン・ポラマイ選手が今なお破られてない「57秒764」という驚異的なコースレコード叩きだし優勝を飾りました。

2012年はエンドレスユーザーのタイ・ヤマハレーシングチームの2人がシーズンを席巻し、デチャー・クライサー選手が見事、シリーズチャンピオンを獲得しました。

ST600クラスと言うとキャリパーやマスターシリンダーなどのブレーキシステムが市販車の状態から変更できないカテゴリーなので、パッドに求められる要求が高くなります。
しかも、タイ・ヤマハチームはパッドと同じく交換が認められるブレーキディスクも ノーマルを使用していたのでなおさらです。

市販品と全く同じ摩擦材を使用したパッドでの快挙は、エンドレスパッドの卓越したコントロール性能と制動力のバランスの良さを証明した結果となりました。

そのほかにも、テイスト・オブ・ツクバ葵の陣でハーキュリーズクラスGPZ1000RXに乗る松田光市選手が優勝!
モテギロードレース選手権でYZF-R1に乗るドッグファイトレーシングチームの中澤孝之選手がコースレコードを更新してオープンチャレンジ/JSB1000クラスでシリーズチャンピオンに輝くなど、様々なカテゴリーでエンドレスパッドが戦績を残し、支持され始めました。


近年では、昨年の2017年、筑波ツーリストトロフィーWCTクラスにおいて、♯1KENZ・KTM Racing松田光市選手がKTM1290SDRを駆り、全レースでポールtoウインという驚異のシリーズ完全優勝を達成!
筑波TCフォーミュラクラスではARC RACING♯2相川亨選手がYZF-R1でチャンピオンに輝いています。
ミニバイクでは、HRC GROM Cup グランドチャンピオンシップで♯17GARAGE SHANTI柳沢祐一選手がグランドチャンピオンに輝くなどビッグバイク以外でも高く評価されているのです。

2014年よりパートナーシップを結ぶGARAGE SHANTHIの若手育成の一環として、2016年よりCBR250RCUPよりクラスを上げて、ST600クラスに参戦する平野ルナ選手をENDLESSteamSHANTHIとしてサポート。

初めての参戦となった、鈴鹿4時間耐久レースでは小椋華恋選手と共にレディスペアとして挑み、63台中、総合17位と大健闘を見せました。
筑波選手権ST600クラスにおいては目標であった59秒台を刻み、2戦連続優勝を飾るなど大きく成長しています。


また、筑波の名物レースとして盛り上がりを見せるテイストオブツクバでは各クラスでエンドレスユーザーが大活躍しています。

最高峰ハーキュリーズクラスでは、♯71AUTOBOY&TeamJP松下ヨシナリZRX1200Rの新庄雅浩選手が3連覇!
♯51のくるま屋ユウシン&SDRのGPZ1000RXの優勝を合わせるとENDLESSユーザーが4連勝という快挙をなし遂げています。


2018年の皐月の陣では、モンスターEVOクラスで♯70佐伯真吾選手のZ1-Rが、ZERO-1クラスでは♯39上田隆仁選手が共にポールtoウインを飾るなど、クラスを越え、その卓越したコントロール性と制動力のバランスが高い評価を得ています。


そして、平野ルナ選手と共にTEAM ENDLESS by SHANTI SSM として全日本ロードレース選手権に今年よりフル参戦を決行!

日本最高峰の舞台でチャレンジを続けています。
初戦もてぎでは見事完走!

筑波大会では猛暑の中、果敢な走りで、18位フィニッシュを決め、見事ポイントをゲットしました。
今後の活躍にご期待ください。

また、全日本選手権筑波大会JP250クラス、レース1ではインタークラス♯92チームHIRO CBR250Rの成田彬人選手が初めての筑波のレースとは思えない素晴らしい走りで総合優勝!
総合4位につけたのは、♯35ドッグファイレーシングYZF-R25の小椋華恋選手が入り、見事ナショナルクラス優勝を獲得しました!!

これによって、インタークラス、ナショナルクラス、2クラスともエンドレスユーザーが独占。
しかも、成田選手のホンダ、小椋選手のヤマハの両方のマシンでの優勝でその適応性の高さを実証しました。


このように、モーターサイクル用ENDLESSパッド誕生以来、様々なカテゴリーのレースで輝かしい戦績を残し、これからも更に積み重ねられるよう、今までと変わる事無く地道に情熱を持って研究と開発を進めて参ります。


市販パッドである以上、公道における性能はとても大切な事です。
サーキットとは使用温度域や負荷が大幅に異なる状況下での性能確認の為、市街地やワインディングでも徹底した走り込みを行なっています。
たとえば雨天時、長く駐車した後などのコントロール性や耐摩耗性、混合交通の中での使いやすさなど一般のライダーの視点に立って長期テストを行い、公道でもそのパフォーマンスを安心して遺憾なく発揮出来る様にチューニングしてあります。

エンドレススーパーハイブリッドシンタードパッドの特徴

1. 指でディスクローター挟むような感覚の卓越したコントロール性
2. 効き方がとてもリニアで優れた制動力
3. 剛性感の高いタッチ
4. 驚くほどの耐磨耗性(耐久性)によるランニングコストの低下
5. ディスクローターへの低攻撃性
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